消化器内科
2005年1月23日今日も寒い一日ですね。
とネット上の日記で天気のことを書いても、場所を添えないと分かりませんね。まあ、この時季に関東以北で寒くない所を探すほうが難しいと思いますが。
先週と今週、私は臨床実習で消化器内科を回っています。
担当患者さんの一人は49歳男性、食道胃静脈瘤の治療で入院されています。昨年12月22日に会社の忘年会があり、12月24日に4回の吐血をして近医へ救急搬送されました。そこでEVL(内視鏡を用いて出血箇所を縛る)という急性期の治療を受け、今は大学病院でEIS(静脈瘤と周囲に特殊な硬化剤を注入する)という治療を行っているところです。
患者さんには3歳違いの娘さんが二人いらっしゃって、ちょうど長女が大学受験、次女が高校受験を迎える年です。3日前には次女が受験した私立高校の合格発表があったそうです。
こんな大変な時期に父親の私が倒れて入院なんてしてしまい・・・・と嘆いていらっしゃいますが、あの方のご様子から家庭像を推測すると、このような予期せぬ事態があっても上手く乗り越えていけるのではないかと思います。ご家族のことは心配せず、今はご自身の治療に専念していただきたいと思います。
センター試験から1週間が経ち、受験生の皆さんはそれぞれの出願校を決定されたそうですね。もしかしたら私の通っている大学を受験されるという方もいらっしゃるのでしょうか。
もはや自分が受験した頃から何年も経ち、今はどんな配点や出題傾向なのかさっぱり分かりませんので、何もアドバイスめいたことはお伝えできません。
唯一・・・・これは裏情報なのか、既に知れ渡っている常識なのか分かりませんが・・・・“噂”によると面接の採点は100点か0点のどちらかだそうです。
これが事実だとしたら適当な採点方法を非難したくなる一方で、むしろ妥当なのかなとも思います。学科試験のほうで受験生の学力は序列化(または数値化)できますが、面接による人物評価を細かく数値化するのは無理です。
面接の位置付けとは、仮にその受験生が学力で合格水準に達していれば入学を許可しても構わない人物かどうか、その先にこの大学から医師として世に送り出しても問題なさそうな人物かどうか、そういう部分を短時間で見極めようとする場だと思います。したがって100点や0点という数字自体も形式的なもので、本当は“Yes”か“No”という意味ではないでしょうか。
そう考えると大抵の受験生は面接で100点をもらえるはずですので、今から面接のために何か特別な資料を集めたり対策を講じたりせず、ひたすら学科試験に向けて過去問研究や苦手分野補充をしていただければ十分だと思います。
これからインフルエンザの流行が懸念される時季ですが、どうか受験生の皆さんは手洗いやうがいなどの基本的な部分から体調管理にお気をつけください。
とネット上の日記で天気のことを書いても、場所を添えないと分かりませんね。まあ、この時季に関東以北で寒くない所を探すほうが難しいと思いますが。
先週と今週、私は臨床実習で消化器内科を回っています。
担当患者さんの一人は49歳男性、食道胃静脈瘤の治療で入院されています。昨年12月22日に会社の忘年会があり、12月24日に4回の吐血をして近医へ救急搬送されました。そこでEVL(内視鏡を用いて出血箇所を縛る)という急性期の治療を受け、今は大学病院でEIS(静脈瘤と周囲に特殊な硬化剤を注入する)という治療を行っているところです。
患者さんには3歳違いの娘さんが二人いらっしゃって、ちょうど長女が大学受験、次女が高校受験を迎える年です。3日前には次女が受験した私立高校の合格発表があったそうです。
こんな大変な時期に父親の私が倒れて入院なんてしてしまい・・・・と嘆いていらっしゃいますが、あの方のご様子から家庭像を推測すると、このような予期せぬ事態があっても上手く乗り越えていけるのではないかと思います。ご家族のことは心配せず、今はご自身の治療に専念していただきたいと思います。
センター試験から1週間が経ち、受験生の皆さんはそれぞれの出願校を決定されたそうですね。もしかしたら私の通っている大学を受験されるという方もいらっしゃるのでしょうか。
もはや自分が受験した頃から何年も経ち、今はどんな配点や出題傾向なのかさっぱり分かりませんので、何もアドバイスめいたことはお伝えできません。
唯一・・・・これは裏情報なのか、既に知れ渡っている常識なのか分かりませんが・・・・“噂”によると面接の採点は100点か0点のどちらかだそうです。
これが事実だとしたら適当な採点方法を非難したくなる一方で、むしろ妥当なのかなとも思います。学科試験のほうで受験生の学力は序列化(または数値化)できますが、面接による人物評価を細かく数値化するのは無理です。
面接の位置付けとは、仮にその受験生が学力で合格水準に達していれば入学を許可しても構わない人物かどうか、その先にこの大学から医師として世に送り出しても問題なさそうな人物かどうか、そういう部分を短時間で見極めようとする場だと思います。したがって100点や0点という数字自体も形式的なもので、本当は“Yes”か“No”という意味ではないでしょうか。
そう考えると大抵の受験生は面接で100点をもらえるはずですので、今から面接のために何か特別な資料を集めたり対策を講じたりせず、ひたすら学科試験に向けて過去問研究や苦手分野補充をしていただければ十分だと思います。
これからインフルエンザの流行が懸念される時季ですが、どうか受験生の皆さんは手洗いやうがいなどの基本的な部分から体調管理にお気をつけください。
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