自信と不安

2006年2月16日
自信と不安
いよいよ国家試験が目前に迫ってきました。
住み慣れた部屋で勉強をするのも今夜が最後です。
明日は都内のホテルに移動し、試験前夜からの3泊をそこで過ごします。

まだ合格したわけでもないのに、今から偉そうなことを言って結果的に落ちていたら大恥ですが、振り返ってみると自分にとって国家試験の勉強は意外に楽でした。
もちろん要求される知識量は膨大で、それを一つずつ完璧に丸暗記しようと思えば絶望的です。
しかし医学知識を身に付けることは辞書の丸暗記と異なりますので、生理学や解剖学などの基礎医学で学んだことを活かしていけば、正常構造から外れて生じた個々の病態も相互に関連性をもって理解することができます。
国家試験の過去問も、並べられた選択肢から出題者の意図を逆に類推すれば、1問を解くうちに5問分を学ぶ効果が得られました。

さて、さぞかし自信ありげなことを述べてみても、やはり不安は拭い去れません。
今は急いで何かを覚えるというよりも、ただ不安を解消するために最後まで復習を続けながら国家試験を待っているような状態です。
今までの知識で対処できないような問題ばかり出されたら・・・・と考えてみても無意味ですね。
対処できないものは、それでも諦めずに対処できそうな可能性のある知識を探してきて、自分なりにもっともらしい理由をこじつけて正答に迫るしかありません。
そのようにして、少しでも合格に近づけるように悔いのない闘いを演じてきます。

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